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SOPHIA SRI の世界




▼2008年12月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです

前月に比べてわずかに上げました。日経平均に対しても辛うじて上回り続けています。
金融不安が続く中、NTTドコモ、大阪ガス、アサヒビールなどの内需関連株が比較的堅調に推移しています。


▼2008年11月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです

前月に比べてわずかに下げました。ただ、日経平均に対しては辛うじて上回り続けています。
金融不安が続く中、引き続き、NTTドコモ、大阪ガス、アサヒビールなどの内需関連株が比較的堅調に推移しています。

※本信は、研究成果の一部開示を目的としており、有価証券取引等の勧誘を行うものではありません。

(ファンドマネージャー、大竹)


▼2008年9月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです

Sophia SRI Fundの基準価格は、9月30日で7039円となりました。
前月比で-15.5%(日経平均は-13.9%)、設定来では-29.6%(日経平均は-30.8%)です。

ご存知の通り、リーマンショック以降のアメリカの金融危機の影響を受け、東レ、住友信託銀行以外のすべての銘柄で下落となりました。とりわけ構成比率が大きい、ニコンの株価が前月比で31.2%の下落となったことが基準価格に大きく影響しました。

さて、現在、M1のゼミ生たちが構成銘柄の見直しに着手しており、筆者によるレポートも今月が最後になると思います。
Sophia SRI Fund ver.2の運用成績は、全体的には市場平均を若干上回るパフォーマンスで推移しましたが、サブプライムローン問題に端を発する米国経済の低迷基調や資源高による企業収益の悪化などの影響を大きく受け、基準価格を大きく落とすこととなりました。
何がパフォーマンスの要因となったかはわかりませんが、ソーシャルスクリーニングが資源高に対するリスクを軽減した面があったのかもしれないと筆者は考えます。
しかし、やはり短期的にはマクロのトレンドに引きずられてしまう面が大きく、ソーシャルスクリーニングが長期的にみてパフォーマンスにどう影響するかについては、当ファンドが後輩へと引き継がれることによって、検証されることと期待しています。

以上です。


▼2008年8月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです(大竹)

Sophia SRI Fundの基準価格は、8月29日で8329円となりました。
前月比で-0.6%(日経平均は-2.3%)、設定来では-16.7%(日経平均は-19.7%)です。

とりわけ構成比率が大きい、花王、ニコンの株価が前月比で10%以上の上昇したことが、基準価格の上昇に寄与しました。
また、これまで一貫して低調であった帝人の株価も上昇傾向に転じつつあるようです。

一方で、住友信託、ヤマハ、神戸製鋼所、ダイキン工業が大きく値を下げました。

さて今月は、SRIを研究し、普及を願う人々にとって、非常に残念なニュースがありました。
アメリカでもっとも古いSRIファンドとされる「Pax World Fund」を運用するPax World Managementが、適切なソーシャルスクリーニングを行わずに売買していたケースがあったとして、SEC(証券取引委員会)から50万ドルの罰金を科されました。

こうした違反が、他のファンドでも行われていないことを願ってやみません。 

※本信は、研究成果の一部開示を目的としており、有価証券取引等の勧誘を行うものではありません。

▼2008年7月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです(大竹)

 Sophia SRI Fundの基準価格は、7月31日で8282円となりました。
前月比で-1.6%(日経平均は-0.8%)、設定来では-17.2%(日経平均は-17.8%)です。

原油価格の動向には一服感が見られますが、素材・エネルギーを中心にさまざまな分野で、原燃料の高騰に対し柔軟に価格転嫁する「価格変動調整金(サーチャージ)方式」の導入が進みつつあります。
また、マクロ面では景気後退局面に入っているとの認識が広がりつつあるようです。


<構成銘柄の主な動き>

・旭化成ホームズ、大和ハウス工業など住宅メーカー9社は、中古戸建て住宅の売買を推進するため「優良ストック住宅推進協議会」を設立。中古物件の価値を査定などに独自基準を設け、査定をする人材を育成。認定住宅には「SumStock(スムストック)」のブランドマークを付与する。

・TDKは欧州最大手の電子部品メーカー、エプコスを買収する。買収額が最大2000億円の大型買収で、業界再編の呼び水となる可能性。

・関西電力は2009年3月期の連結業績予想について、当期純利益を期初予想の690億円の黒字から550億円の赤字へと大幅下方修正。


▼2008年6月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです(大竹)

Sophia SRI Fundの基準価格は、6月30日で8341円となりました。
前月比で-6.0%(日経平均も-6.0%)、設定来では-16.6%(日経平均は-17.2%)です。

ボッシュは、ドイツの親会社が完全子会社化を目的としたTOBを実施したため、これに応じたこととみなして、買付価格である1株600円で基準価格を算出しています。

Newsweek日本版の7月9日号が、毎年恒例の「世界企業ランキング」を特集しています。
財務とCSRを60点満点、合計120点満点で評価するもので、2008年版では、50位までに日本企業は6社。
35位:アステラス製薬、36位:日東電工、39位:キヤノン、43位:デンソー、47位:日産自動車・花王がランクインしました。

また、環境省、業界内で先進的な環境活動をしているトップランナー企業を認定し、更なる取り組みを促進する「エコ・ファースト制度」において、新たにキリンビール、ライオン、INAX、積水ハウスの4社を認定しました。
→http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9872

一方で、一連の鋼管の品質試験結果の捏造問題で、当ファンド組入銘柄である神戸製鋼の子会社 日本高周波鋼業でも発覚しました。


▼2008年5月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです(大竹)


Sophia SRI Fundの基準価格は、5月30日で8873円となりました。
前月比で+4.4%(日経平均は+3.5%)、設定来では-11.3%(日経平均は-11.9%)です。

ほぼすべての銘柄で株価が上昇し、日経平均を上回りました。

<組入れ銘柄の主な動き(日経テレコン21より)>

・大和ハウス工業は50%強を出資するエネサーブに対しTOBを実施し、完全子会社化すると発表。エネサーブは電力設備の24時間監視などを得意としており、大和ハウスが開発・建築する商業施設などに対する省エネ提案でシナジー効果が期待できる。

・大和ハウス工業とミサワホームは住宅用資材の共同配送を始めた。物流費用の抑制を協力して進める。

・アサヒビールは子会社のニッカウヰスキーと生産システムを統合。16工場の原材料在庫を一元管理し、余った原材料の廃棄量を削減するなどして経費を年5億円程度減らす。

・東レ、帝人、三菱レイヨンの3社は2010年をメドに共同で再生炭素繊維の量産を始める。

・化学メーカーの間で環境対策関連の費用を計上する動きが広がっている。旭化成は前期に環境対策費用を財務諸表の個別項目として新たに開示した。金額は22億円で、遊休地、工場用地の洗浄費用などに充てる。

・花王は今秋以降、価格は据え置いたまま容量を減らす実質値上げを拡大する方針。6月下旬から看板商品の洗剤「アタック」を実質値上げし、他の製品にも拡大を検討する。

・帝人ファーマが、フランスの製薬会社に開発販売権を供与した痛風治療薬が、欧州委員会から販売承認を取得した。痛風治療薬では世界でも約40年ぶりの新薬になる。

・製薬大手4社の08年3月期決算では、アステラス製薬と第一三共が経常2ケタ増益を確保したのに対し、収益を支える大型薬の特許切れが相次ぐ「2010年問題」に対応するため、中長期的な成長維持のため大型買収に踏み切った武田薬品工業とエーザイは買収費用がかさみ減益を余儀なくされた。

・日東電工は海水淡水化装置の中核部材である逆浸透膜の生産能力を、5年後までに約3倍に引き上げる。日東電工は逆浸透膜で約3割の世界シェアを占めており、増産投資に踏み切り世界トップクラスのシェアを固める。

・ダイキン工業は温暖化ガス排出枠を付けたエアコンを製紙大手のレンゴーにリースで供給する。最新型のビル用エアコンが6月から2012年12月までに排出する二酸化炭素200トンを排出枠の購入で相殺、技術革新でも減らしにくいCO2を排出枠で補い、CO2排出ゼロのエアコンと見なす。

・日産自動車は二酸化炭素排出枠を付けた小型車「マーチ コレット」を発売。「シンプルアンドエコ」がコンセプト。走行によって出るCO2を相殺する「カーボンオフセット」の手法を導入するのは、国内で販売する自動車で初めて。日産が費用を負担し、販売1台につき1トンの排出枠を購入し、日本政府口座へ移転。約8000キロの走行で出るCO2に相当する。

・日産自動車は国内の自動車販売店の窓ガラスに断熱、遮光効果のあるフィルムを張り、空調の使用量を減らす活動を始める。2008年度に一部の店舗で導入し、効果を検証する。

・バンダイは、材料の9割以上に、製造時に不用になったプラモデル部材から再生した樹脂を使った「機動戦士ガンダム」のプラモデルを販売する。再生樹脂製の本格販売は玩具メーカーで初。

・住友信託銀行で19日、21日に相次いでシステム障害が発生し、ATMやインターネット取引が一時できなくなった。

・日本企業9社が国連の生物多様性条約に賛同し、野生生物や熱帯林の保護などに積極的に取り組む「ビジネスと生物多様性イニシアチブ・リーダーシップ宣言」に署名。署名企業は、(1)企業活動が生物多様性に与える影響を分析(2)環境管理システムに生物多様性の保全を組み込み指標を作成(3)測定可能な目標を設定(4)目標を取引業者に通知し協力を要請―といった活動に取り組む。署名した日本企業は、リコー、富士通、三井住友海上火災保険、住友信託銀行、鹿島、森ビル、積水ハウス、外食のアレフ、洗剤製造のサラヤ。

・東京電力は、静岡県に風力発電所を建設すると発表。風力発電機11基を設置する。東電としては風力発電所建設は初めて。


▼2008年4月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです(大竹)
   
 Sophia SRI Fundの基準価格は、4月30日で8497円となりました。
前月比で+8.3%(日経平均は+10.6%)、設定来では-15%(日経平均は-14.9%)です。

株安の一服感から、多くの銘柄で株価が前月に比べて上昇していますが、
ver.2を組成して以来、初めて日経平均をわずかながら下回ってしましました。

三越と伊勢丹は4月1日三越伊勢丹ホールディングス(3099)で新規上場しました。
合併に伴い、三越株の保有数が1000株から340株に変更となります。

<組入れ銘柄の主な動き(日経テレコンより)>

・アサヒビールはベトナムのビール・飲料大手に出資する方針を固めた。海外展開を加速。
・東レは炭素繊維の生産能力を2割増強する計画を発表。今年2月にも生産能力増強計画を発表したばかり。炭素繊維で世界シェア3割強を握る東レは積極投資を続け、首位固めを狙う。
・武田が米バイオベンチャーを8800億円で買収する。がん新薬の開発を強化。
・コスモ石油、アブダビで売電事業参入を検討。太陽熱を集めて蒸気タービンを回す太陽熱発電の実験設備を建設。有効性を検証する。
・三菱商事、風力発電特化のファンドを設立。日本生命、住友信託なども出資し、総額200億円。
・日本郵船は20億円を投じ、日系企業向けにインド北部に物流拠点を設置。海運市況の変動に業績が左右されにくいようにするため、陸上輸送・倉庫事業を拡大。
・円高、原油高が圧迫し、海運の収益の伸びが急減速。大手3社の今期経常増益率は1ケタに留まる見通しも、新興国需要を見込み、拡大路線を維持。
・原油価格高騰を受け、電気・ガス各社は7−9月期を料金上げ。東電では、料金が6年ぶり高水準に。
・キヤノン・東レ、円高や原油、原材料高が重なり減益。
・神戸製鋼は当初の予想18%減から15%減に減益幅縮小。資源高も価格転嫁進む。

原油高はこれからも様々な業界にプラス・マイナスの両面で影響を与えそうです。


▼2008年3月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです(大竹)

Sophia SRI Fundの基準価格は、3月31日で7844円となりました。
前月比で-8.9%(日経平均は-7.9%)、設定来では-21.6%(日経平均は-23.0%)です。

45銘柄中、前月比で上昇したのは6銘柄にとどまりました。

三越と伊勢丹が合併に伴う上場廃止により、3月25日の終値での集計となっています。


<保有銘柄の主な動き(日経テレコンより)>

・NTTデータは出向制度見直しなどに伴い約400億円の特別損失を計上し、08年3月期の純利益が前期比43%減益となる見通し。
・キリンHDの08年12月期純利益が前期比94%増となる見通し。協和発酵とキリンファーマの合併による会計上の利益が上乗せされる。
・ビール値上げで、外食でも値上げが進む。
・温対法に基づく排出量公表制度の集計結果が公表された。ワースト4位:神戸製鋼所、21位コスモ石油、33位ダイキン工業、など。算定方法に議論も。
・3月の新車販売台数(速報値)が33年ぶりの低水準に。
・日本郵船は海流の詳細な予測情報をもとに海流の中の特に速い流れをとらえた運航を始めると発表。燃料の消費量とCO2の排出量を抑制。実証試験では、燃料消費とCO2排出を従来より最大9%削減できた。日本郵船の燃料費は年間2000億円以上。今年度は燃料価格の上昇が昨年度比約300億円の経常利益押し下げ要因となる見通し。
・シャープなどが堺市に建設する液晶関連工場稼動に向け、関西電力は約200億円を投じて、送電網の増強や変電所の新設を行う。大阪ガスは堺地域へのパイプラインを保有しているが、大量の供給に耐えられるようにするため、より太いパイプを敷設する。総投資額は15億円程度。


               設定日価格  時価   騰落率

SOPHIA SRI FUND 38,082,100 29,870,300 78.4%
日経平均 16,274.33 12,525.54 77.0%



(注)
設定日は2006年11月末
時価は直近月の月末大引け値
基準価格は騰落率×10000
騰落率は設定日評価額/時価評価額


▼2008年2月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです

Sophia SRI Fundの基準価格は、2月29日で8618円となりました。
前月比で-1.9%(日経平均は+0.1%)、設定来では-13.9%(日経平均は-16.4%)です。

TDK・三菱商事・日本郵船が10%以上(前月比)の上昇、大和ハウス工業・エーザイ・日本特殊陶業・バンダイナムコHD、良品計画が10%以上の下落となりました。

経団連の方針転換により、わが国への排出権取引導入が現実味を帯びてきました。
企業評価や株価にどのような影響がでてくるか注目されます。

<組入れ銘柄の主な動き>

・シャープと大和ハウス・大日本印刷が住宅用蓄電池の開発で提携。
・大和ハウスは今期業績予想の大幅な下方修正を発表。
・積水ハウスは今夏から、燃料電池付きエコ住宅を発売する。
・日経イメージ調査で株購入意向、ビジネスパーソン1位がキリン、一般個人1位がアサヒ。
・帝人・東レ・三菱化学が炭素繊維製自動車部品の量産化へ。軽量化をめぐる鉄鋼業との競争が本格化。
・旭化成、米ベンチャー企業と提携し、液晶用光学フィルムに参入。
・武田薬品はバイオ医薬を本格展開へ。バイオ医薬最大手の米アムジェン日本法人を買収。再編へ。
・TDK、電子部品に含まれる有害物質を分析する装置が評価され「地球環境大賞 大賞」を受賞。
・バンダイナムコは既存店の集客不振で業績予想を下方修正。店舗の2割を閉鎖へ。
・NTTドコモ、家族間、社員間の国内通話24時間無料プランを発表。

▼2008年1月のSophia SRI Fundのマンスリーレポートです

1月の株式市場は波乱の幕開けとなりました。
製紙業各社の古紙配合率の不適正表示や日本軽金属・YKKAPの建材耐火性能偽装など、今年も「偽」の年になりそうな予感がします。
さて、今月のSophia SRI Fundの基準価格は、1月31日で8780円となりました。
前月比で-10.2%(日経平均は-11.2%)、設定来では-12.2%(日経平均は-16.5%)です。
ほぼすべての銘柄で株価が前月を下回りました。

<組入れ銘柄の主な動き>

・厚労省が民間企業の07年の障害者雇用率を調査。ダイキン工業が6位の2.66%。
・ダイキンに対し政策投資銀行と三菱東京UFJ銀行が協調し、40億円の環境格付け融資を実行。政投銀の環境格付けを利用した協調融資としては過去最大規模。ダイキンは資金を環境負荷が小さい冷媒やリサイクル手法の研究などに充てる。
・デジカメ国内シェアでキャノン首位を守るも、デジタル一眼レフではニコンに抜かれる。
・古紙配合率の不適正表示問題で、キャノン・リコーが販売するコピー用紙も一時販売停止。
・新車販売台数が22ヶ月ぶりに前年同月比を上回る。新型フィットが好調なホンダが34.5%増。日産も5.0%増。
・サブプライム損失、大手4行で5000億円に達する見通し。住信は07年4-12月期のサブプライム損失299億円。
・住信は丸紅と組み、2月から排出権の信託商品を販売する。顧客企業が希望する排出権量の「数量保証」を初めて付けたのが特徴。