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SOPHIA SRI の世界

SOPHIA SRI FUNDとは

 ★このファンドは、環境・社会・ガバナンス(ESG)評価を踏まえた証券投資として注目を集めているSRIファンドを、藤井研究室が2006年度から演習授業の一環としてシュミレーションを続けているものである。
 まず、2006年度の第一次ファンドから説明する。対象企業は東証一部上場企業とし、それぞれの業種区分を同年度のゼミ生11人が手分けして担当した。各自の工夫によるスクリーニング手法に基づいて、投資適格企業を選び出し、投資ユニバースとしてまとめた。
 
 スクリーニングの基本原則は、財務的分析と、非財務的分析の両方を踏まえる点で、環境に配慮した製品やサービスを出していても、財務内容に問題がある企業は、対象外となる。財務、非財務の分析に当たって、どのような指標や尺度を使うかは、ゼミ生各自の独自判断に委ねた。
 
 具体的には、各自が担当業種ごとに1−5銘柄を選び、それを一まとめにして投資ユニバースを構成している。あえて、全体の選別手法を統一しなかったのは、それぞれの方法論を比べる意味もある。また、ESG評価の判断は、必ずしも定量的には行えず、投資選択側の「意図」が入ることも考慮した。その意味で、11の個別業種別ユニバースを総合した一種のファンド・オブ・ファンズとなった。

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 ★大きな変化が、2007年に起きた。2007年度のゼミ生は、第一次ファンドの銘柄を精査するとともに、先輩たちが成し得なかった共通クライテリア作りにチャレンジしたのである。
 
当初のファンド・オブ・ファンズ方式ではユニークな企業の選別が可能になったものの、パフォーマンスという点で、ばらつきが生じることが否めなかった。実際、ベンチマークとした日経平均との比較では、1年という短期間ではあるが、ほぼ下回る結果となった。そこで、一般のSRIファンド同様に、ソフィアSRIファンドも共通クライテリアが必要と判断したわけだ。

 ただ、07年度生は4人で、06年度生の半数以下と、手数では不利な状況にあった。しかし、再三の協議を重ねて、ついに、独自の大学院発のSRIクライテリアを開発した。同クライテリアに基づいて、2007年12月末に銘柄の大幅入れ替えを実施、第二次SOPHIA SRI FUNDが船出したのである。日本の大学院唯一のSRIファンドの旅は、これからも続くのであるーーーー。


 評価に当たっては、通常のSRIファンドが重視しているアンケート、ヒアリング方式はとらず、あくまでも公表情報(財務報告書、CSR報告書、外部格付け評価等)を踏まえている。シュミレーション対象銘柄については、定期的に入れ替えも行う。

▼Sophia SRI Fund ver.1とver.2の組入れ銘柄一覧表